病気を治すのは医者?薬?パート1

こんにちは。
姫路市神屋町にある、やくし整骨院です。

今日は、当院をご来院された患者さんのお話をしたいと思います。

<ケース1>Aさん(70代・女性)

ちょうど1年くらい前、腰痛で困っていると初めて来院されました。

腰は曲がり、杖をついて足も少し引きずりながら、痛々しい様子で診察室に入って来られました。

椅子に座るのも辛そうで、30分くらいしか座っていられないとの事。

Aさんは、数年前から腰痛を抱えておられ、整形外科や接骨院など方々を通院されてきたとの事でした。

腰痛は、もう治らないものと半ば諦めているが、数か月後にある行事に参加しなければならず、少なくとも3時間程度は椅子にジッと座っている必要があるので、何とかならないものか?というお話でした。

期間を限定されて、それまでに今の症状がどれほど回復するのか?正直わからないところではありましたが、Aさんと治療方針をじっくり話し合い、Aさんの体を改善するにはAさん自身の努力が必要であることをしっかりと認識していただいた上で治療を進めていくことになりました。

数か月後の行事に参加するという目標に向かって、患者さんとの2人3脚が始まったわけですが、Aさんは本当に頑張って前向きに治療に取り組まれ、2か月を過ぎた辺りから、曲がっていた腰が真っすぐに伸びるようになり、痛みもほとんどない程度にまで回復されました。

ここまで改善が見られると、あとは長時間椅子に座り続けることができるか、長時間同じ姿勢を続けることで、症状が悪化しないかという点を考慮しながらの治療となります。

この頃になると、Aさんは、周囲の人から「背が伸びた?」などと言われるようになったそうです。

そして、その後も根気よく治療を続けられた甲斐もあり、心待ちにしていた行事にも無事に参加することができ、参加後も特に腰痛が悪化することもありませんでした。

現在、Aさんは良くなった体を維持するために、月に一度のメンテナンスのために通院して来られ「予防整体」を受けられています。

次回は<ケース2> Bさんのお話をします。

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