<酸素と活性酸素の関係>

私達の体は、呼吸によって取り入れた酸素を使ってエネルギーを生み出し、それらは細胞の新陳代謝に利用されたり、体の各器官を働かせるために使われます。

この時、吸い込んだ酸素のうち、2~3%が活性酸素へと変化します。

つまり、酸素を吸うことで必ず活性酸素は生じるわけです。

<活性酸素とは>

活性酸素は毒性の強い酸素で、体に侵入した細菌やウイルスを殺す武器として利用されます。

免疫細胞が体内に侵入した細菌を殺す時に、大量の酸素を消費して活性酸素を生み出し、その強い毒性で細菌を殺すのです。

しかし、活性酸素は細菌やウイルスを殺すだけでなく、正常な細胞までも傷つけてしまうことがあります。

これが酸素と活性酸素の関係を語る上で「諸刃の剣」と呼ばれる所以なのです。

<活性酸素を無毒化>

私達の体は完璧に機能しているので、体内で発生した活性酸素を「SODスーパーオキシドディスムターゼ」と呼ばれる「酵素」を生み出し、無毒化する仕組みが備わっています

健康な体であれば、活性酸素が増えすぎることはなく、免疫細胞が活発になることで細胞のガン化を防ぎ、体内に侵入した細菌やウイルスから守ってくれているのです。

この抗酸化物質である「SOD」は体温が37℃前後あれば活発に働きます。

体温が低いと免疫が下がる理由の一つとして「SOD」の働きが弱ることで、活性酸素が増えすぎてしまうことが上げられます。

<高濃度酸素吸入の必要性>

このように酸素と活性酸素は「諸刃の剣」の関係にあります。

しかし、免疫細胞が活発に働くために酸素は必要で、活性酸素を無毒化するためには「SOD」が必要となり、「SOD」は体温を37℃前後に保つ必要があります。

これらを踏まえた上で、高濃度酸素を吸入することで得られるメリットを説明します。

①慢性的に欠乏状態にある体内の酸素濃度を上げることができます。

⇒免疫細胞を活性化し、他の細胞の働き(例えばSODを作り出す細胞の働きなど)も活性化することができます。

②酸素吸入による血流の増加で体温を上げます。

⇒高濃度酸素吸入で体温を36.5℃~37℃に保つことができます。(活性酸素を無毒化する酵素SODが働きます)

<酸素を吸うことで活性酸素は増えないのか?>

当院の高濃度酸素発生器は、体内のヘモグロビンの量に酸素分子が結合する仕組みなので、吸いすぎによる弊害は一切発生しません。

*結合型と融解型の違いについては、高濃度酸素のページをご覧ください。

これが、医療機器と同等の性能が認められる理由であり、プロのアスリートが多数利用している理由なのです。

体が資本であるアスリート達が、日々のメンテナンスや怪我の早期回復のために酸素ケアを取り入れていることは事実です。

姫路市の保健所にも、同じ機器が「コロナ感染症対策」として導入されています。

余談ではありますが、活性酸素は比較的新しい情報ということもあり、その認識については誤解が多く、活性酸素が発生するため運動はしない方がいいとさえ主張する医師もいます。

しかし、健康な体であれば、活性酸素が体内で毒素として働くことはないのです。

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