【美容と酸素②】

「酸素ケア」が美肌に有効的な理由、それは酸素吸入する事により「血流がUP」するからです。
血流が促進されるということは、毛細血管が「若返る」「丈夫になる」ということです。
顔の皮膚には毛細血管が張り巡らされています。
健康なお肌では、この毛細血管が丈夫なため、隅々の細胞に酸素と栄養が行き渡ります。
赤ちゃんのプルプルお肌ですね。

しかし、加齢、ストレスなどにより毛細血管は傷つき、手足の末端などでは、やがて血管が消えてしまうゴースト血管という症状に繋がります。
ゴースト血管を蘇らせるためには酸素が必要となり、酸素を吸入した直後に毛細血管が伸びてきて血液が流れ始めることが実証されています。
この症状は、顔だけに限らず身体中すべての血管で起こる現象です。
身体の血管のうち、毛細血管の占める割合は90%以上にもなり、総延長は10万㎞を超えるとも言われています。

女性は40代頃から毛細血管が衰えはじめ、60代になると20代の頃より4割近く減少します。
これが、頭痛、冷え性、肌荒れ、抜け毛、白髪など様々な不調の原因となるのです。
また、女性は鉄分不足の方が多く、ヘモグロビンの量が少ないため、元々酸素の運搬が十分に行われていない状態でもあるのです。

「酸素ケア」はお肌だけに限らず、身体中すべての細胞を活性化させる可能性があります。
毛細血管は皮膚だけでなく、内臓にも多く存在するからです。

特に、顔の肌表面には即効性があることを当院スタッフが体験しています。
美肌のためには、外から「乾燥を防ぐ=保湿」内から「血流を促進する」ことが早道です。

東洋医学では「冷えは万病の元」とも言います。

これから、暑くなる季節ですが、美肌のためにも身体を冷やさないようにしてお過ごしください。

前の記事

【美容と酸素①】